私のトレード手法の考え方

教えてもらうことから学ぶへ

考え方を学ぶこと、思考を学ぶことですね。

「学んでいただきたい」という言い方をすると、上から目線で偉そうに思われると困りますので、アドバイスっていうふうに思って読んで頂いたらいいです。

人それぞれ環境が違い、使う手法も違ってきますか、
ここで学んでいただきたいのは、手法とかではなく、考え方です。
例えば、ある手法があったとして、それを単純に
こうなったら、こうする、こういうふうにエントリーする、エグジットする。そのプロセス(手順)だけ覚えても勝てるようにはなりません。

その手法を自分のものにしたいのなら、
やり方を覚える、だけではなく、もう一歩踏み込んで、
根本的な考え方、どういう考えの元にその手法が作られているのか
例えば、相場環境がこういう状況のときのこの部分を取るために、
この方法ならエッジ(優位性)があるからこの手法が効く。

その手法が、相場のどこの部分に優位性を見出してエントリーしてるのか、といった、根本的な部分を理解しないと、手法をうまく使えないですし、応用もききません。
応用が利かないとトレードで間違いなく負けます。
結果、根本的な部分を理解できてないから、使えない手法だという判断になります。
手法が使えないのではなく、その人が使いこなすことができないだけです。これが、同じ手法を学んでも、勝てる人と勝てない人がいる一つの理由です。

プロセス(手順)だけで勝てるんであれば自動売買であっという間に億万長者になります。
相場は、常に変動しますから、ちょっとしたことでそのプロセス(手順)がが通用しなくなることが多々あります。
あるとレーダーが言ってましたが「教えてもらうことから学ぶ」という姿勢でトレードに取り組むようになったのが、勝てるようになった一つの要因だといっていました。
教えてもらうだけでは勝てないっていうことでです。
自分なりに試行錯誤して考えるということですね、
考える、というのがないといつまでたっても勝てるようにはなりません 。
でも、これって、当たり前のことなんですよんね。
例えば、中学校の教科書に出てくる数学の問題、解き方を一通り先生に教えてもらいました。
どこの高校受験でも、完璧、合格だ。とはならないですよね、
教科書に出てくる問題、先生に教えてもらって、その問題だけ覚えて、受験にのぞみます?
当り前ですが、問題集を買ってきて、たくさん問題を解きますよね。
試行錯誤しながら、過去問をたくさん解くことで、出される問題を解けるよになる。

トレードも同じです。
例えるなら、チャートという参考書を見ながら、相場の中の勝てるポイントを読み解く。
試行錯誤しながら、過去検証することで、今後の相場の動きを読み解く。

但し、数学のように決まった答え(正解)はないですが、
トレードで勝つための重要な考え方です。

トレードとは値幅を取るゲーム

そもそも、トレードとはどういうものなのか、どうしたらトレードで利益を得られるのか。
 目の前のチャートで考えた場合に、安い値で買って高い値で売る、高い値で売って安い値で買い戻す、その値の差が利益になります。
 単純に考えて、言葉で表現すると

トレードとは値幅を取るゲーム

と言えます。
では、どうすれば、その値幅を取れるようになるのか、なおかつ、どうすれば、的確に効率よく値幅を取ることができるのかを考えていくことになります。そのためのチャート分析であることを、まず意識する必要があります。

トレンドを定義して利益化する

相場のどの部分を切り取って利益化するのか
 特殊な手法は別としてトレードではトレンドの部分の値幅を取っていくことになります。
ここでは、相場の時間軸と1日の値動きとチャートのどこの値幅を取っていくかを解説します。

解説していく上で、まず、このセクションにでてくるFXの用語を解説していきます。

トレンド発生時に用いられる用語

プルバック 【FX用語】
トレンド相場において、利益確定の手仕舞いのために、相場が一時的に反対方向へ動く、押しや戻しのこと。

踊り場 【FX用語】
トレンド相場において、上昇または下落を続けていた値動きが鈍化して横ばいになった状態。
踊り場では、為替レートは方向感に欠け、非常に狭いレンジで上下を繰り返すことが多い。

調整局面 【FX用語】
トレンドが継続する場合にプルバックや踊り場のような状況が発生します。このような状況を調整局面といいます。調整局面には、値幅の調整と時間の調整があると一般的にいわれており。プルバックが値幅の調整、踊り場が時間の調整と考えます。この調整局面のプルバックにおいては、そのまま元のトレンド方向に伸びていくこともあれば、反転して、結果的に天井や底となることもあります。

ディナポリのスラストを活用

では、トレンドをどのように定義するかですが、構成する要素としては
●始まる箇所と終わる箇所
●方向として上昇か下降か
●強いか弱いか(角度、時間に対する値幅)
これらを考えた場合に私が取り入れたものが、3期間3シフトの移動平均線(DMA3×3)ディナポリのスラストです。

ディナポリのスラストをトレンドの部分とし利益化する【考え方の軸】

下図は、私が作成したMT4のスラストインジケーターを表示したものです。

但し、3番目の項目のトレンドの強さに関しては、スラストでは定義できないので、時間と値幅でおおよその定義としています。
トレンドの時間幅と値幅のおおよその目安を決める
デイトレにおける、トレンドの時間幅と値幅について決めておきます。
 通貨ペアによりボラティリティが違うため一概には決められないとは思いますが、おおよその目安として決めていたほうがよいと思っています。
 ポンド円の場合、あくまでデイトレの時間軸としては、1つのトレンドを50ピップス以上を目安としています。
また、レンジ相場の考え方として、1つのトレンドをスラスト状態で50ピップス以上のトレンドとした場合。トレンドが上下に行き来している相場と考えます。
 私のイメージとしては30ピップスぐらいなら少し相場が動いた程度で、その30ピップスを上下するような相場ならば、方向性のない動かない相場という認識です。

トレード日誌の作成と前日のトレードの振り返り

 トレード日誌の作成を行う。記載の内容と順序としては以下のようにする。
トレードにおいては、各種法別にエントリーとエグジット、その時の相場環境等を録画する。必ず、声をだして言語化すること。また、必要に応じて録画から画像を作成しデータベース化する。
 一つのトレード完了後、
①トレード手順フローチャート通りにエントリーエグジットできたか、
②トレードルール通りか、
③ガイドラインと照らし合わせて考えたか、
以上の3つの項目をトレード完了と同時に考え、必要と思った場合のみ、トレード履歴を作成し勝ちパターン・負けパターン・失敗トレードに振り分けファイリングするこことする。

所感の記載(気づきやアイデアなど)

 前日のトレード日誌(録画)を見直し、チャート分析とトレード履歴を見直すことで相場環境の変化や新たな気づきやアイデア、課題を記載する。期間は1日区切り、つまり日誌という形式とし、週単位、月単位、年単位で集計を取ってトレード検証に使うこことする。

 尚、手法を無視したようなエントリーでのトレード(勝ち負け関係なく)は失敗トレードとし、別途レポートの作成と回避の対策を立てることとする。
言葉の定義 勝ちトレード。負けトレード、失敗トレードを参照

トレード検証の目的

ここで、バックテストの目的について明確にしておく。
 FXトレードにおいて、成功の真の鍵は、限定された時間と限定された相場空間(値幅)という制約のもとで最適な判断を下すことであり、この目的のために特に開発された効果的で信頼性の高いチャート分析とトレード手法にある。そして、このチャート分析とトレード手法を感情に左右されることなく淡々と行えるようになることである。
以上のことから、目的は3つである。

 1つ目は、トレード手法の確立である。バックテストをしながら、試行錯誤を繰り返し手法の精度を上げていく。各手法の勝率や勝ちパターン負けパターンをデータとして蓄積していくことである。
 そして、データベース化したあとに何度も見直すことにより、「パターンイメージ認識の高速化」「手法のエントリーとエグジット精度の向上」「新たな気づきやアイデア」を得ることである。

 2つ目は、チャート分析のスキルアップで、機能する支持線抵抗線の作成やプライスフォーメーションの認識などの訓練である。
 トレーダーが考慮すべき項目は、価格の水準、相場の圧力の方向、エントリーのタイミングであり、そして、トレードで勝つ為には、どの方向にどの価格でいつエントリーするかの3つの判断要素を極める必要がある。その為に、以下の項目の精度を上げることに主眼を置き、チャート分析を行う。

  • エントリー方向の見極め精度を上げる。
  • 高確率で反発するラインの見極め精度を上げる。
  • ローソク足のでき方とローソク足の形状からのエントリーの見極め精度を上げる。
  • 各時間軸の波動の分析能力を極め、相場の全体像を掴む。
  • 各市場の時間(時間空間)と値動き(相場空間)のパターンイメージとしての相場観を掴む。

実現の為の具体的な方法として、

  • パターンイメージを脳に焼き付ける為にチャートをなぞって手書きで図にする。
  • 移動平均線も手書きで作成しどの位置にあるのか、パーフェクトオーダーやグランビルなどを意識する。

 3つ目は、日々のトレードフローのルーティン化である。

ルーティン化には、次のような効果がある。

  • 手順を考えたり迷ったりする無駄な時間をなくし、作業効率をアップする。
  • 複数の作業でもシングルタスクと同様のパフォーマンスを発揮できる。
  • 「いつもの自分」を引き出して集中力をアップし、緊張に強くなる。
  • 基本をルーティンに組み込むことで、調子に関わらず最低限のクオリティを保てる。
  • ルーティンをバージョンアップし続けることで、変化に強くなり成長し続けられる。
  • モチベーションと集中力が乏しくなってもあry程度のクオリティーを確保できる

尚、バックテストは、可能なかぎりリアルトレードに近づけたトレード環境を構築しトレーニングができるようにする。このトレーニングの精度が、リアルトレードの勝敗を左右するといっても過言ではない。なので、トレード検証、トレーニングにおいては、極力、リアルトレードと同じ画面構成、同じインジケーターを使用する。だだし、設定や操作においてストレスのない状態にするべきで、ストレスが発生するようでは検証の継続は困難である。よって、できるだけリアルトレードの環境に近づけたいが、ストレスが発生しないようにすることのほうが優先順は高い。設定においても、可能な限り効率よくし、設定に時間と神経を取られるようではならない。可能ならテレビゲームのように気軽に即座にプレイできるような感覚まで落とし込めたらベストである。よって、作業設定の効率化の項目を作業ステップごとに追加することとした。また、効率化による時間短縮量を自動と手動で記載しておく。 

過去検証の手順

テーマを決める

いろんな情報を一気に取り入れようとすると混乱し精度が下がる為、一つ一つのことに絞る必要がある。 また、テーマを決めるにあたっては次の2つに分類することとした、

 1つは、環境認識の為のチャート分析、例えば、日足レベルでのトレンド相場、レンジ相場、ボリンジャーバンドでのトレンド転換相場の形状分析や、フォーメーション、押し安値割れヘッドアンドショルダーにみを抜粋して分析など、自分なりの目線での認識力を養う。

 2つ目は、各手法のバックテスト、1日の各種法のエントリー回数や勝率、リスクリワードなどの分析、チャートから即座に適切な手法を選択でき、勝率とエントリータイミングの精度をあげる。

ステップ2:環境認識

マクロ的な相場環境認識

意識すべき日や時間とファンダメンタルの確認

日付と曜日を声を出して確認

マーケットの休日でないかを別紙の市場休日カレンダーで確認
 休日ならトレードはしない  年末年始、月初月末、週初め、週末など曜日の傾向を考える

経済指標発表時刻の確認  経済指標カレンダーで確認

当日の経済指標を声を出して確認する(指標の意味を確認して覚えること)

 発表時刻の10分前ぐらいには、前回の結果、今回の予測を確認し、結果の発表後に大きく価格が動いた場合には、予測値とどのぐらいの差があるのかを確認すること。これにより、経済指標に対する相場観を養う。

ファンダメンタルの把握

まず、長期的な目線で大まかなファンダメンタルを把握する為に、

Day Trader ZEROのなんで動いた昨日の相場  →  http://zai.diamond.jp/fx  http://nana-fx.com/

 ファンダメンタルの使い方(考え方)は、トレンドを見極める為、例えば、ユーロ危機やどこどこの国の債券が危ないなど、銘柄選択に使う。

 チャート分析以外での環境認識の詳細が必要な場合にも別途レポートを作成することとする。

例えば、IMMポジション推移(インジケーター HT)、時間的要因(市場の昼休みなど)

チャート分析

チャート分析の順序と項目とタイミング

  分析のタイミングの考え方としては2つある。

まずは、トレードに入る前に相場の全体像を分析、このトレード前の全体像の分析を規準に当日の戦術を組み立てる。 もう一つのタイミングとしては、時間の経過とともにチャートが変わって行くため、それに追従しての分析となる。時間の経過とともに発生する、フォーメーション、押し安値割れや戻り高値更新、移動平均線との位置関係、イベント相場などである。

全体像を捉える為の20SMAベースの波動観測

各時間軸それぞれの全体像を掴むために基準とした波動分析を記載する。

参考にしたのはトレーダー、ルーシー氏「20SMAベースの波動論」。

そして、完璧ではないが波動の分析に十分使えるレベルのインジケータ、「MA base ZigZag」と「MA in Colore」 を活用することにより分析効率を上げることができた。

5項目のチャート分析と分析のフロー

トレードに入る前の時間軸別チャート分析

 ここでの分析は、トレードに入る前に相場の全体像を把握する為のチャート分析である。

使用するチャートの時間軸は、日足、4時間、1時間、15分、5分、13テック足。

分析の流れとして、まずマクロ的な相場環境の分析、日足、4時間、1時間、15分の上位時間足から順番に、下記のチャート分析の項目の4つ①から④を順番に適用する。ただし、全時間軸に適用するものと特定の時間軸に適用するものがある。尚、インジケーターと設定は、定型チャートとして作成した。

  分析結果は各時間軸ごと各項目ごとに分析結果をに文章としてわかるようにアウトプットする。

例えば、トレンドとレンジの判断においては、20期間移動平均線でのダウ波形においてトレンド中又はレンジ状態、移動平均線分析においてレンジ状態、または急騰トレンド状態というふうに何を規準に分析したのかをわかるようにすること。

日足分析(陽線陰線予測と大局観の把握)

 デイトレードにおいて相場の全体像の把握が最も重要であり、日足レベルでレンジ相場であるのかトレンド相場であるのかの判断が的確でないと手法が機能しない。

 レンジ相場で順張りトレンドフォロー型の手法、反対に、トレンド相場でライン反発の逆張り手法を使うと高確率で負けトレードとなる。何度も繰り返すが、まず、日足レベルでのレンジ相場、トレンド相場の判断が最も重要である。

①押し安値戻り高値と波動の測定とフォーメーション分析

一番はじめに分析することとしては、各時間軸ごとの押し安値戻り高値を作成し、相場がトレンドかトレンドレスかの判断をすることと、押し安値割れ又は戻り高値更新をトレンド転換状態とし第1波と定義し、現在の価格が第何波目であるかを分析する。

押し安値戻り高値の色と線種の設定について

波形としての認識は20移動平均線をベースとし、1つ上の時間足となる。

補足、押し安値は破線、戻り高値は破線と点線で、色は、日足は黄色、4時間はマゼンタ、1時間はオレンジ 15分はライトピンク、にする。波動の観測と同時にフォーメーションの分析を行う

押し安値戻り高値のラインと波動の観測から、フォーメーションを探してみる。

 フォーメーション分析の目的としては2つである。 1つは、相場の流れと状態の認識、各フォーメーションにはその形ができる理由があり、トレーダーの売りや買いの心理が反映されてできる。ただし、このフォーメーションができる相場は活気のある相場に限る。閑散とした相場でできても意味がない。2つ目は、エントリーポイントの見極めに用いる。例えば、明確にわかるフォーメーション(ダブルトップなど)なら多くのトレーダーに意識され、そのフォーメーションでの値動きは確率が高い予測ができる。

 フォーメーションのタイプを、機能の視点から考え大まかに分けると、相場の転換点(反転)としての機能を有するタイプと、売り買いが拮抗して小さな価格でもみ合う保ち合いのタイプに分けることができる。

 転換(反転)型には、ダブルトップ、ダブルボトム、トリプルトップ、トリプルボトム、ヘッドアンドショルダー、逆ヘッドアンドショルダー、V字型、ソーサー型がある。転換タイプのフォーメーションは反発逆張り狙いの箇所を探すのが基本となる。

 保ち合い型には、トライアングル、フラッグ、ウェッジなどがある。また、トレンド発生中の踊り場と思われる小さなレンジであるクラスタや、移動平均線と支持線・抵抗線に挟まれた箇所などもフォーメーションと捉えることができる。保ち合いタイプのフォーメーションは順張りブレイクアウト狙いの箇所(ビルドアップ)を探すのが基本となる。

 三角持ち合い、フラッグ(ボックスレンジとして捉える)は時間的調整として、ウエッジ型は価格の調整と考えることができる。また、ウエッジ型のイメージとしては、サポレジラインを大きく抜けた後の押し戻し時でのサポレジラインでの反発を利用したロールリバーサル手法のイメージとなる。

分析から反発する水平線を作成する

各時間軸、安値戻り高値とフォーメーション分析と直近の高値安値などから反発する確率の高い水平ラインを作成する。

②移動平均線による分析

 移動平均線の役割には1、方向性 2,勢い、3反発の3つある。

この移動平均線でトレンドレンジ及び勢い、価格との位置(反発)の分析を行う。

使用する移動平均線は、3期間3シフトをスラスト、5期間を超短期、20期間を短期 80期間を中期 200期間を長期 として使用する。尚、20期間の短期移動平均線の表示にはMA in Colore を使用する。中期80移動平均線、長期200移動平均線からトレンドとレンジ相場の判断。

トレンドなら強いか弱いかを20移動平均線の角度から判断し、急騰急落の判断にはスラスト、又は5期間の超短期の移動平均線を用いる。また、特に日足の200移動平均線は意識されるので近くにないか、反発の可能性はないかを考慮し価格との位置には注意すること。

また、グランビルの法則、パーフェクトオーダーなども大まかに見ておくこと。

③ボリンジャーバンド分析

インジケーターの設定を 2σ 期間10 とした。

一般的には、期間は20 を用いられるが、この設定にしたのは、極力、早期にトレンドとレンジの切り替わりを判断したいからであり、すなわち、収縮と拡散の状態をできるだけ早く見極めたいからである。ただし、注意点として、収縮と拡散の動きにおいて、だましの発生も多くなる。トレンド相場かレンジ相場かを早期に捉えることと、及び相場の勢いと行き過ぎた相場の判断をすること。エクスパンション(拡散)ならトレンド、スクイーズ(収縮)又は寸胴ならレンジの判断となる。レンジ相場におけるスクイーズ(収縮)又は寸胴ではボックスで囲み、高値圏安値圏を明確にし、値幅も確認すること。そして特にレンジからトレンド、トレンドからレンジへの切り替わりを注意し意識して分析する。ボリンジャーバンドの分析における基礎はレポート「ボリンジャーバンド」を参照。

項目①から③から日足でのトレンドとトレンドレス及びレンジの判断

まずは、押し安値戻り高値からトレンドかトレンドレスかの判断をし、次に、移動平均線でのトレンドレンジ及び方向と圧力の判断、そして、ボリンジャーバンドを使い、エクスパンション、スクイーズ、寸胴とレンジからトレンド、トレンドからレンジへの切り替わりを分析する。

トレンドとトレンドレス相場の例

同一時間足において押し安値と戻り高値を形成(トレンドレス) 例 1Hダウ

期間として年レベルでの全体像と直近2ヶ月ぐらいのバンド幅の状況で相場環境を判断する。

尚、月単位での区切りが解りやすいように、IChi_Gridインジケーターを設定しておく。 

④ボラティリティー分析

ボラティリティーの分析は、主に日足の値幅の尤度と5分足でのエントリー時の相場状況に使う。

共に、過去の平均値幅と現在の値幅を比較しエントリーの参考として使用する。

日足でのボラティリティー分析

Ichi_Dayly Renge Calculatorを用い、1日から20日間までの1日の平均値幅を確認する。

 各通貨の一日の平均値幅はどの程度あるのかのボラティリティを把握し、「この通貨はこのぐらい動く」という認識が非常に重要で、トレードに入る前に、今日、その通貨が大きく動いた、ほとんど動いてない、これから動きそうか、ずっと動きそうもないのかの相場感として必要となる。

 また、Ichi_10and 100pips を使い、ボリンジャーバンド分析におけるスクイーズや寸胴の値幅の確認を行う。

4時間、1時間、15足分析

①押し安値戻り高値と波動の測定とフォーメーション分析、機能しそうな水平線の作成

②移動平均線による分析

各時間軸分析からの総合判断

総合判断の為に各時間j軸の分析を1時間足に反映させ相場の全体像を総合的に判断し把握する。  この時に、反発するであろう水平ラインを絞り込む。尚、各時間のラインを1時間足に反映させる方法としては、ライブではラインコピーのインジケーターを使用し、バックテストでのシュミレーターでは、ライン選択しClone/Update Select ボタンを使用する。

売り目線買い目線と圧力の把握

1時間足からは各時間軸の押し安値戻り高値からのMTF分析による方向性及び移動平均線による勢い(強さ)の判断、20期間移動平均線からの4時間軸のダウ波動での中期目線でのエグジット判断に使う。

 下図は1時間足チャートであり、1時間では押し安値と移動平均線の80期間中期移動平均線、200期間長期移動平均線の方向から上昇の圧力があるがわかる。ただし、その先には4時間足の戻り高値があり下への圧力があることがわかる。

1時間足に各時間軸の相場の圧力を反映させて方向性を考える

1時間足は主に圧力の方向や強さを分析する。

上記画像は1時間チャートに日足、4時間、1時間15分の押し安値戻り高値を1時間足チャートに表示したものである。このチャートからは、日足では上昇トレンド4時間では、押し安値と戻り高値が存在刷るため、同一時間内でのトレンドレス(レンジ状態)1時間では上昇トレンド、15分では下降トレンドとなっている。全体像としては方向性がないレンジ状態と判断できる。

レンジ相場の具体例

例1、時間軸でトレンドが違う 例 4時間ダウトレンドと1時間ダウトレンド

例2、進行方向に上位レベルの強いライン反発ラインがある場合

  • 各時間軸の押し安値戻り高値の確認と歩道と相場圧力の分析
  • 直近の平均値幅と現在の値幅からの裕度の確認
  • ボリンジャーバンドからのスクイーズ、エクスパンション、寸胴の状態と移動平均線からのそうば状況の認識

これらから、相場の全体像として、トレンド中(強いか弱いか)、レンジ相場、トレンドからレンジ、レンジからトレンドへの切り替わり状況かの判断を下し、売り目線で行くのか、買い目線でいくのかの判断をする。

規準とする反発水平ラインの確定とミクロ的なチャート分析

 これまでのマクロ的なチャート分析をベースに5分足でのミクロ的な環境認識の分析に入る。分析項目①の押し安値戻り高値と波動の測定とフォーメーション分析に、マクロ的チャート分析で作成した各時間軸の押し安値戻り高値やフォーメーションなどの意識されると推測される水平ライン、前日前週の高値安値、1日の始値、ピボット、ラウンドナンバーなどから水平ラインを作成する。 そのラインにおいて、反発の強さ、確率、ラインの種類(高値安値、ネックラインなど)の分析をし、反発する水平ラインを絞り込み、トレードで使用する水平ラインを確定する。

 日足レベルでのレンジ相場とトレンド相場の環境ではラインの強さが違ってくる。

トレンド相場発生時には当然、ラインは抜けやすくなるし、レンジ相場での高値圏安値圏ではかなり反発の確率あ上がる。また、反発がすでに確認できるライン、例えば、1時間以上のレベルでの押し安値や戻り高値、ダブルトップ・ダブルボトムなどのフォーメーションなどと、前日の高値安値やピボットなどは分けて考える。

 反発する水平ラインの考え方についてはレポート「機能する支持線抵抗線」を参照。

時間帯と値動きパターンをテンプレートからイメージする

  1. この項目においては、書籍「実践FXトレーディング」を参考にした。
  2.  将来の価格の水準をある程度の精度で見極めることはさほど難しいことではないが、その時間枠を予測することは極めて難しい。相場の時間と空間はかなり厳密に結びついている、どのように結びついているかを理解することが重要だ。
  3.  まず、相場活動は定期的に変化するという特徴があるが、相場活動と1日の取引レンジとは対応していない。相場活動は周期的に変化する。何日も連続して24時間ごとに活動が増加する期間と減少する期間が入れ替わるのが特徴だ。
  4.  そのサイクルははっきりと見えることも、あまりよく分からないこともある。その程度には大きな幅がある。ひとつのサイクルの終わりと新しいサイクルの始まりや、相場活動の変化を予測することは不可能だ。ただ、すべてのサイクルには、共通して活動が増大する期間と減少する期間があり、1日内の変動の順序にもある程度の類似性が存在する。サイクルは基本的に数週間から数カ月間続くため、相場活動の特徴の変化を識別するだけでなく、それらを最大限に利用して最大の利益を得るのに十分な時間がほぼ確実に存在する。
  5.  1日の値動きに対する基準となるいくつかのテンプレートを作成し、その時点における相場状況に合わせて適切なテンプレートを選び調整することで、理想的なトレード結果を得ることができる。細かく分析すればパターンは無数に存在する。こういったテンプレートを意識することで、相場の値動きの方向性の相場観、特に、よく陥りがちな「一方向にずっと伸びていくであろう」という期待感からの思い込みの排除には非常に有効な手段である。
  6. 以下は書籍で記載されている参考となるテンプレートである。

トレードはバックテストが先でライブはあと、トレーダーは研究職という意識で取り組むこと

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