Forex Simulatorの特徴
では、解説していきたいと思います。
https://soft4fx.com/software/forex-simulator.php
まずこちらのForex Simulatorの販売サイトなんですが英語なので、日本語に変換します。日本語訳が完璧じゃないんですがざっくりわかればいいので解説していきます。
外国為替で成功するための鍵、履歴データを取引して時間を節約する
目的としては、一般的な検証ソフトと同じで、時間効率よくトレードスキルや手法の作成や検証用に使うものです。
使い方
Forex Simulatorは、Metatrader 4のエキスパートアドバイザーとして機能します。Forex Simulatorはエキスパートアドバイザー用EAファイル形式で提供されます。
Forex Simulatorは、EA(自動売買)プログラムをテストするものではありません。いわいる、ストラテジーテスターのようなものではないということです。
60の外国為替ペア、金、銀、石油、ビットコイン、イーサリアム、12の株価指数
為替だけではなく株価指数や商品、仮想通貨のデータが提供されてるってことですね。
ただ、ビットコイン、イーサリアムなどの仮想通貨などは、インジケーターによりますが、すこしプロパティの設定とかを、変えないと検証しにくいです。この辺りの解説動画も上げていこうと思っています。
実際のティックごとのデータ
ティックデータは、ストラテジーテスターでのエキスパートアドバイザーの検証精度を上げるため使われたりもします。
特にデュカスコピーというブローカーのティックデータがよく使われます。
ティックデータってなに、それ必要なのという方の為に、別動画で詳しく解説しようと思いますが、ざっくり言うと、検証する上で、疑似テックデータとリアルテックデータがあり、また、ブローカーの取引システムとしてのDD(ディーリングディスク)とNDD(ノーディーリングディスク)があり、そのNDD方式の中ででも「STP方式」と「ECN方式」があります。これにより、データの信頼度が変わってきます。取引システムにおけるデータにおいては、「ECN方式」のデータがベストだと思います。ただし、実際に取引する上では一長一短があり、同じブローカーの中で口座が別れている場合がよくあります。
ブローカーのデータを使用する
FXTF、XM、OANDAとかで、エキスパートアドバイザーのバックテストをストラテジーテスターでする場合はたいてい使っているMT4の提供ブローカーの各時間足のデーターを使うのが普通だと思います。ですが、スキャルピング手法などで使う短い1分足などにおいて、エキスパートアドバイザーでの検証には、TickDataSuiteを使うべきだと思います。
先程、話しをしたように、このあたりに関しての詳しいことは、別途、動画を作成していきます。
複数の時間枠、その他のチャート機能
マルチタイム分析ができる。そして、
MT4標準の時間足、それにプラスして、カスタムで2分とか、10秒とか、あと練行チャートやテックチャートとかです。
これだけの時間足があれば、たいていのことはできます。
そういえば、この検証ツールを見つけたのはボルマンの書籍「FXスキャルピング」を買って70ティックチャートを表示させるのにどうすればいいか考えていて、その時にこのソフトを見つけた気がします。もともと、リアルのライブチャート上にティックのローソク足を表示したくて、ここのMT4のティックチャートのインジケーターをダウンロードしたのがきっかけだったはず。
組み込みの経済指標カレンダー
これも、検証の上では非常に重要なことで、実際のトレードでエントリーするのに重要な経済指標発表のタイミングでエントリーはしないと思います。
スイングトレードならそれほど影響を気にしないとはおもいますが、時間軸がデイトレードやそれ以下のスキャルピングなどをする人には、通常、重要な経済指標発表は避けると思います。
何故か解らないけど急に動いて勝った、負けた場合、それが実際に解らないことだったのか、事件や事故や予定外の要人発言はともかく、経済指標は最初からわかっている要因ですから、基本的にはそれを踏まえての検証のほうがよりいいですよね。
それと、もう一点として、その時の予測と結果が表示されるので、ファンダメンタルズ分析が得意な方、私は極めて苦手ですが、予測がこの値に対して、結果がこれなら、明らかに上がるだろう下がるだろうという相場感や、実際にリアルティックで動かすことで、どういう値動きだったのかが体感できます。
MT4インジケーターとテンプレートを使用する
MT4のインジケーター、テンプレート、描画ツールなどが、ほとんど使えるっていうのが、やはり最大のメリットですね。
すべての非標準インジケーターがForexSimulatorで正常に機能することを保証することはできません
つまり、最初からMT4にインストールされている標準のものは動くけれど、そうでない、非標準のカスタムインジケーターの中には動かないものがあるということです。
言い方が分かりにくいとは思いますが、オフラインチャート上で正常動作しないものとか、MTF分析として、例えば、5分足チャート上にあるインジケーターではあるけれど、プログラムの中で15分や1時間などの違う時間軸の計算をさせてその結果を使うようなもの、また、現時点の資金や証拠金などの表示は、テストしているものではなく、実際の現在保有のものが表示されます。
複数通貨の検証はできないので、インジケーターで検証している通貨以外の通貨のデータ処理をしているものなどは動きません。
他にも要因はありますが、要は、実際にインジケーターを入れてみて動作確認してくださいということです。
ニューヨーククローズ5日足チャート
これは重要な項目と思っています。週に6日のローソク足になるか、5本になるのかが違ってきます。
当然、移動平均線のインジケーターも違ってきますが、特に、ピボットの値などは、全く違ってきます。多くのトレーダー、特にプロが見ているチャートならそれに合わせるのは当然だと思います。ここで、明記されてますが。
多くのトレーダーは、ニューヨークのクローズチャートが外国為替の取引に不可欠であると信じています。
言っている人が、どういった方かはよく知りませんが、正しいと思います。
速度を完全に制御する
次に速度なんですが、ライブと同じような動きを再現できるし、ティックの秒単位や数での調整やローソク足の時間軸での進め方でかなり細かく速度調整ができます。
例えば、ネット上では有名なプロトレーダーが実際にエントリーしたポイントを公開してたりしますが、そういった場合に、実際にそのプロトレーダーがどのぐらいのスピードで環境認識しエントリー判断しているのかが、リアルタイムにすることで体感できます。
いつでもシミュレーションを保存できます(デモ版はない)
シミュレーションを巻き戻します
リスクベースのポジションサイジング(残高に対するパーセント)でエントリー
ポジションサイジング、リスク管理ですね。一般的な方法として、例えば総資金資金に対しての割合、例えば、「総資金の2%でエントリーする」っていうような設定ですね、それが出来るって言う事です。
自動でトレード管理
以下の自動ルールは、あらゆる取引に適用できます。
・損失を止めて利益を得る
・トレーリングストップ
・自動損益分岐点
・保留中の注文に対するOne-cancels-Other(OCO)ルール
さらに、注文テンプレートを使用して作業を高速化し、同じ手順を繰り返さないようにすることができます。テンプレートを使用して、取引管理設定を保存し、いつでもロードできます。
ビジュアルトレーディング
エントリー、損切り、利確ラインを表示させてラインをドラッグして移動し設定せきることができるので楽です。
発注と決済の詳細な操作方法は別途解説します。
結果はHTMLレポートとして保存
検証結果はMT4と同じような様式とCSVファイルとしても出力できます。
検証中でも、いつでもその結果を見ることができます。
ホットキー
ショートカットキーのことです。効率よく検証できます。
無料アップデート (更新のこと)
この部分が少し懸念事項と思えるところです。
基本的に、Forex Sumilatar側の機能の追加などの更新は別として、土台側のOS、Framework 、MQL4それぞれの更新や、サポートサービスの終了や、バージョンの更新などによりForex Sumilatarに影響を及ぼして動作が遅くなったとか、動かなくなったとかという可能性はあります。
でもこれらは、ほとんどのアプリケーションソフトウエアというものにはついて回る懸念事項で、大事なのは、それに販売しているところがきちんと対応するかどうかです。
で、ここの会社なのですが、
コンタクトのリンク「Soft4FXは2012年に設立されました。」と記載がありかなり古くからあります。
最新情報のリンクでは「機能追加と不具合の修正がかなり行われている」し。過去には、トラブルシューティングのページにある 22. Metatraderの最新のアップデート についても記載されています。
この点から、必ずとはいえませんが、今後も不具合や機能の更新などは行われて行くと思います。
日本でこそ、あまり知られてないようですが、海外ではYoutubeもいくつかあがっているので、けっこう使われているのではないかと思います。
要件
・Windows 7/8/10 (Macでは動作しません)
・ インストールされたMetatrader4(Metatrader 5ではない)
・ 4GBのRAM
・ インターネット接続
(高速であるほど良い-ティックデータのダウンロードには時間がかかる場合がある)
・ Microsoft .NET Framework 4.5(チェックしてインストール)
・ 推奨:ダウンロードしたティックデータを保存するための数GBのハードディスク空き容量
・ 推奨:フルHDスクリーン
要件については、ForexSumilatarのインストールの項目で詳しく解説します。
他の検証ツールとの比較とまとめ
フォレックステスターとの違い
検証ソフトではフォレックステスターがよく知られてますが、あと裁量トレード練習くんとか、実は2つとも持ってはいますが、圧倒的に私にとってはこちらのForex Simulator が優れていると思っているので他の検証ソフトは使わなくなりました。
1つの画面での時間足の切り替わりをフォレックステスターは可能ですがフォレックスシュミレーターはできないです。
もっと、いろいろと違いはあると思うのですが、フォレックステスターは、全く、使ってないので正直解らないです。
フォレックステスターのデモバージョンがあるようですので、そちらを、ダウンロードして使って見て下さい。私の場合、MT4のカスタムインジケーターが使えない時点で、バックテストツールとしては使えないと思っています。
標準インジケーターだけで十分勝てると考えている方や、スイングでじっくりゆっくりとチャート検証を考えている方には、フォレックステスターのほうがいい場合があるかもしれませんので、ただ、その場合でも、コストパフォーマンス的には、フォレックスシュミレーターのほうが良いとは思います。もう一つは、バックテストツールとしてのフォレックステスターのシアーは非常に大きいのと、サポート体制が充実しているので、それらを踏まえて考えていただければよいかと思います。
ライセンスはアカウント(口座番号)同時に2つまでです。同時にというのは、二つのアカウントがライセンス認証されたあと3つ目は認証できない。ただ、ここで、理解してほしいのですが、アカウントの認証が2つ終わったじてんで、、その2つとは違うアカウントの認証が出来なくなることではありません。具体的には、DukusCopyのデモ口座もそうですが、デモ口座の使用期間があって、何ヶ月か経てばその口座{アカウント}は使えなくなります。そういった場合に、新しいデモアカウントを取り直す必要が出てきますが、その新しく取ったデモアカウントでログインしようとすると警告が出て認証を拒否されます。エラーじゃなくて警告ですね。2つ以上は登録されているのでもうこれ以上できません。いうのがあってそれを1度クリアにする必要があります。作業的には5分ぐらいで終わるような作業です。
フォレックスシュミレーターのメリット
プロトレーダーのエントリーポイントの検証ができる。
ネット上には、プロのトレーダーがエントリーしたポイントの口座履歴を
公表しているサイトなどがあります。
そのエントリーポイントをForexSumilatarに表示させて、マルチタイムフレームで検証することにより、そのエントリーポイントの環境認識が明確にできます。
プロトレーダーがエントリーした瞬間の体感スピードが味わえる。
スイングトレードなどは別として、デイトレードやスキャルピングにおいて、まずエントリーポイントを先に印をつけてローソク足を戻してリアルタイムで動かすことでプロトレーダーと同じような感覚が得られます。
Forex Simulator はMT4口座の番号(アカウント)に紐付けされていてネット経由での「ライセンス認証」です。ちなみに、ソフトウェアのライセンスなどの有効化をアクティベーション(activation)といいます。なので、MT4がインストールされていて、Forex SimulatorのEAとメールアドレスとアクティベーションコードがあればどのWindosパソコンでも使えるのでそこはメリットと言えるのかもしれません。
あと、購入後の話になりますが、ほとんどないと思いますが、セキュリティが非常に強いネット環境ではライセンス認証に失敗することも起こりうるらしいので、14日間の返金保証ですが、購入後は早めにライセンス認証の確認はしておいたほうがいいかもしれません。
いろいろ解説してきましたが、これいいなと思ってすぐに購入しないでください。
「購入する前に、お気に入りのインジケーターを使用してシミュレーターのデモバージョンをテストすることを強くお勧めします。すべての標準MT4インジケーターは正常に機能しますが、すべてのカスタムインジケーターがシミュレーターで正しく機能するわけではありません。カスタムインジケーターの既知の問題と考えられる解決策の詳細については、トラブルシューティングのセクションをご覧ください」と書いてある通り、あなたのお気に入りのインジケーターが動くとも限らないので。
最後なんですが、金額が99ドルです、約1万円ほどです。
ちなみに、フォレックステスターのティックデータはけっこう高かったきがします。
これもかなりメリットの部分で、この検証ソフトの値段が1万円ほどなので、フォレックステスターのテックデータの使用料に比べてかなり安いです。
なぜ、日本では広まらないのか、単純に「それは英語だから」、実は、日本語に翻訳する方法はないのとメールで問い合わせてみたのですが、「そんなものはない」とのことでした。なので、ページ上にあるスペイン語のマニュアルを必要と思う所を抜萃して日本語のマニュアルを作成し、動画も撮っていくきますので。
それと、アフィリエイトとしてやってますので、私から経由でないと特典や私の解る範囲にはなりますが、購入後のフォローはできませんので、ご注意ください、特典としてはかなりいいものを提供していけると思います。「Forex Simulatorの価格」以上じゃないかと勝手に思っています。