適切なエントリーロット数について

リスク管理は超重要項目

プロの裁量トレーダーにトレードする上で大事なことはなんですか
という質問をした場合、多くのプロトレーダーは

1、メンタル 2、資金管理 3、取引手法 又は

1、資金管理 2、メンタル 3、取引手法

という順番になると思います。

資金管理、この項目はトレードに於いては非常に重要な項目です。
前にバルサラの破産確率表について書きましたが、
資金管理ができてないと簡単に破綻します。
今回、お話する内容は一般的に資金をどのぐらいにすればいいのか、
何パーセントぐらいにすればいいのかという話ではありません。
メンタル面での話に近いと思います。
質問です。

あなたは、今、トレードしている最中(ポジションを保有している場合を含め)、
はらはらドキドキしてませんか?

はらはらドキドキしています。

と答えた方は一度、トレードを止めることをお勧めします。

現在、保有しているポジションに利益が乗っていて
嬉しくてドキドキしている方は別ですが、
今回、話をしているのは負け続けている方へです。

はらはらドキドキしない金額ということはたいていは、
なくなっても落ち込まない金額ということです。

その金額は人それぞれだと思います。

例えば、通常
全財産100万円しかない人は、1万円という金額に対し
「1万円も」という感情になるし、そして、
1億円持っている人は、1万円という金額に対し
「1万円ぐらい」という感情になると思います。
でも、だからと言って
全財産100万円しかない人でも、1万円という金額に対し
「1万円ぐらい」という感情になる人、そして、
1億円持ってても、1万円という金額に対し
「1万円も」という感情になる人。
そういう人がいないかといえば中には、いると思います。
つまり、人によってお金に対する価値観、
感情が違うということです。
前にもお話したかもしれませんが、裁量トレードで勝つためには、
まず1つの取引手法を自分に合うようにカスタマイズする必要があります。

隣に、プロのトレーダーがいて手取り足とり教えてもらえる
環境にあれば別ですが、自分用なので自分で考えて決めるしかないです。

で、ここから負けているトレーダーさんへ
やって頂きたいことです。

まず、トレードの取引量をはらはらドキドキしない
金額に落として下さい。
実際にお金が掛かっているので、はらはらドキドキが
完全にゼロということにはならないと思いますが、
少なくとも失っても「しょうがないか」程度に思える
金額にして下さい。
いっそのことある程度勝てるまで、デモ口座でトレードをすればいいかも
と思うかもしれませんが、ですが、スキャルピングや短期トレードといった
トレードスタイルの場合、本口座とデモ口座では、レートの動きや
取引サーバーの環境が違ったりするのでトレード検証に少し
影響があるかもしれないことと、やはり、実際にお金が全く掛かっていないので、
メンタルを鍛える訓練にはならないです。
少し話がずれますが、
以前 「人生がときめく片づけの魔法」
という本をよんだのですがその中で
必要な服かどうかの判断の方法として、
その服を手にした時に「ときめくか」どうか
という方法が書かれていました。
同じように、自分の頭の中で考え、想像してみて下さい。
自分はいくらの金額なら1回に失っても気にならないのだろう。

その出た答えの金額でトレードするようにして下さい。
当然、今までトレードしてきた取引量に比べてかなり少なくなると思います。

そして、実際にトレードするとかなり
つらいトレードになると思います。

なぜかというと、今まで、負けた分をなんとか取り返そうと
トレードするにもかかわらず、勝ってもほとんど資産が増えないから
(負けも少ないですが)、ましてや、「元に戻すのは大変なんだから」
でも書いたように、負ければ負けるほど元へ戻すハードルは高くなるからです。

これは、けっこう、かなりつらいことと思います。

でも、やらなければいけないです。

なぜなら、今まで、勝ててないのが、急にコンスタントに
トータルで勝てるようになると思いますか?

順番は先に、ある程度勝てる又は、最低でもトントン
(負けてない状態)になってから
取引量を増やすしかないです。

前に書きましたが、雪だるま現象の状態になるのが最悪です。

負け続けているトレーダーさんは、必ずやって下さい。

少ないロットから

小資金の最小ロットであればいいっていう話をしましたが、ある有名なプロトレーダーが言っていたのを思い出したのですが、最小ロットでやっても意味ない、気持ちとして本当に差し迫ったと言う部分で、1つ1つのトレードに集中してやることがベストだというふうに言ってたのを覚えてるんですが、

これもやっぱり考え方の違いでしょうね
その人に合ったやり方もあるとは思いますが、私の考え方とはとしては基本的には、最小ロットからやった方がいいと私は思ってますねなのでこの辺もですねなんで難しいかって言うと人によって違うんだと思い考え方も違います

したんだ結果がどうしてですね継続的にかけててるっていう部分は同じなんですよねまぁこの辺がまたは難しいとこですね間違ってはないんですよ。だから人の考え方は色々あるんですが

最終的に勝ったっていうのが正解なんですが、その勝ったという正解にたどり着くその順序や方法が、人によって違うっていうことなんだと思います。

先程のプロトレーダーのように、自分にプレッシャーがないとできないっていう方もいらっしゃいますし、金額ですね、例えば金額これも、持っている総資産にも夜と思いますが、例えば、同じ総資産がある人で、FXの口座に100万円入れて1万円負けたときに、たかが1万円となんとも思わない人もいれば、1万円も負けてしまったと、落ち込む人もいると思います。金額に対する感覚も違うんだと思います。

おそらく初心者の方は、得た情報をそのまま鵜呑みしてとりあえず行ってみてうまくにならないっていう部分があると思うんですが、
何が正しいのかっていうところなんでが、
全て勝ち続けるトレーダーの言ってることはすべて正しいんです。
正しいんですがそれがあなたに当てはまるかどうかは別に問題っていうことですね、

あなたの生活とか性格とか環境とかそれが、その離しているプロのトレーダーとあってるかどうかですよね
見本にしているプロトレーダーさんとか教材の内容があなたにとって適切かどうか、その部分で多分おそらく難しいんじゃないかと思います。

普通の今までのその勉強とかは、答えがあってまた着方も多分色々とはあるのにですがある程度決まってるんだと思います。何パターンか、例えば数学とかの場合で、解き方はなんパターンかあったりしますが、ある程度決まっていると思います。ですが、トレードに関しては私の考え方からすると千差万別なんだと思います。なぜなら、感情という計測でっかいものもかんけいしてくるからです。なので、なんでも鵜呑みにする必要はないと思います。むしろ、鵜呑みにしないで、自分の状況や性格などの落とし込んで考えていくばきと重います、

シミュレーションの設定もライブもロットは割合%でエントリー

シミュレーションでのサンプルとして話してる部分もこのやり方にしてます、なぜかと言うと、例えば設定資金を100万円にした状態ですね0.01ロットで入っていたらほとんど資金の変動が分かりにくいんですよね。100万円の初期設定で固定ロットで最小ロットなんかに設定してしまうと、100万円の100円ほどの増減では分かりにくいですよね。
 なので、資金管理のリスクは総資金に対する割合にするにがいいと思います、特に初心者の方はそうしないと、実際のライブトレードで感情にまかせてオーバートレードになって、固定ロットにしていたら。気がついたら強制ロスカットで口座破綻という流れに成りかねない。少なくとの、資金に対しての割合でエントリーしておけば、よっぽどのことがない限り、いくら資金が減っていっても口座破綻でトレード不能にはよっぽどのことが無い限りならないですよね。まずは、相場から弾き飛ばされずいきのこること、これが非常に重要です。

元に戻すのは大変です! 減らさないことの重要性

初心者の方、アメリカの経済指標やテクニカル分析などについての勉強はよくされます。
そして、増やすことだけを考えてしまいがちです。これは非常に危ないです。
資金が減った場合のことを考えたことありますか。
減らさないことの重要性を認識して下さい。
安定して利益を出している人は、やはり資金管理が徹底しています。
まず、下の表を見てください。

資金が減少してから資金が100%に戻す為に必要な利益率表
例えば、毎月なんとかプラスで2%の利益が出せているとします。
初期投資の資金10万円の場合を例にすると
100000円 × 1.02 = 10,2000円
ここから1回に大負けして20%の損失を出した場合
10,2000円 × 0.8 =  8,1600円
そして、10,2000円に戻す為に必要な利益率は
利益率 = (102000-81600)/81600  = 0.25
つまり、25%の利益率が必要になります。
なんとか2%のプラスを出せてた人が、25%の利益率を出す必要が出てくる訳です。

できますか?
ここでよくやってしまうことが、1回に大きく負けた場合、
たとえば、1回のトレードで50%の資産をなくすと、5万になったら。
元の10万円にもどすだけで200%の運用成績をあげないといけなくなります。
これはもう博打に出るしか無理です!
なんとか元の金額に戻してやるという気持ちから、負けを取り返そうとして
自分が決めた1回のエントリー額を無視し、エントリーの額を大きくし、
自信のないところで、エントリーしだします。
 でも、たいてい、持って行かれます。そして、破産へ一直線です。
運良く、何回か戻すことができても。そのやり方をしていると最後は必ず破綻します。
プロのトレーダーは、最大の負けでこのぐらい、というトレードルールと感覚があります。
そして、無謀なトレードもしませんから、大きく負けたと言っても破綻なんかにはなりません。
大きく負けてしまっているトレーダーの方は、
「資金が減れば減るほどトレードで勝って元へ戻すことへのハードルが高くなる」
このことをしっかり意識して下さい。
負けを取り返すには、コツコツ負けた分を取り返していくしかないです。

適切な資金管理

バルサラの破産確率表

現在のトレードでどのくらいのリスクがあるのかを理解する為に、投資の世界でよく使わ
れるのがバルサラの破産確率です。
どのようにバルサラの破産確率を計算するのかというと3つの情報から計算されます。

1.勝率
2.ペイオフレシオ
3.リスクにさらす資産の割合

ペイオフレシオとは、勝ちトレードの平均利益額が負けトレードの平均損失額の何倍か
を表します。
ペイオフレシオ= 勝ちトレード平均利益額 ÷ 負けトレード平均損失額 
で計算されます。
リスクにさらす資産の割合は、投資資金を10万円で、1回の負けトレードを1万円と
した場合、リスクにさらす資産の割合は10%という事になります。

リスクにさらす資産の割合の値を固定した時の、勝率とペイオフレシオに対する破産確
率を示した表がバルサラの破産確率表です。

こちらの表から、10%のリスクがどれだけ危険であるのかが解ると思います。

バルサラの破産確率表(リスク10%の場合)

例えば
勝率 ⇒ 50%  ペイオフレシオ ⇒ 1.00  リスクにさらす資産 ⇒ 10%
を条件とした場合、なんと破産する確率は「100%」となります。
勝率が50%(勝ち負けが半々)の割合で、
ペイオフレシオが1.00(勝ち負けの金額がなくトントン)
ならば破産することはないと考えてしまいそうですが、
リスクにさらす割合が資産の10%で破産になります。
初心者の方はこのあたりの感覚が乏しいと思いますので、気をつけて下さい。

最大ドローダウン

一般には、破産確率を1%以下にするのが望ましいとされています。
バルサラの破産確率を活用する場合、過去のトレード結果や検証結果のデータからそのト レード手法の勝率とペイオフレシオを求めて、そこから1回におけるリスクにさらす資産の割合 を決めるのが良いと思いますが、その場合、あと2つ考えておくべきこととして
1、口座に入金した金額を全部使える訳ではない。(最大レバレッジにより異なる)
2、最大ドローダウンもある程度考慮すべき
最大ドローダウンとは、累積損益が過去において一時的に最大どれくらい利益が減ったかです。
簡単な例で言うと、
同じ掛け金、例えば初期入金金額10万円で1回のトレードの金額1万円とすれば、総トレード の中で、連続負けの最大数になります。
これは確率として、計算でもとめられます。連敗率を求める

最大ドローダウンを求めるためには、連敗率を求める必要があります。
連敗数がどの程度の確率で起こるのかというと、それは計算式によって算出することができます。
連敗する確率は以下の計算式ににります。

勝率αでn連敗する確率  連敗確率=(1-α)ⁿ ☓ 100

実際に数字を当てはめて計算してみましょう。

勝率が60%で5連敗する確率はというと、先程と同様に計算式に当てはめて算出してみましょう。

連敗確率 =(1-α)ⁿ  ☓ 100
     = (1-0.6)×(1-0.6)×(1-0.6)×(1-0.6)×(1-0.6)
     = 0.01024 ☓ 100

     1.024%になります。

確率的に、勝率が60%の人が100回トレードした場合、
5連敗することが1回はあるということになります。

そして、この5連敗はいつ起こるかわ分かりませんから、
例えば、極端な話、一番最初に来る可能性がありますし、数十回トレードした結果、資金は増えもせず、減りもしない、トントンの状態で5連敗が来たら、1回のトードを資金の10%でしていれば
前述したように、10万円の場合には5万円になります。そして、取り戻すことは大変です。
ですので、リスクにさらす資産の割合10%は大きすぎます。

補足
勝率=( 勝った数 ÷ トレードの回数 )☓ 100 
敗率=( 負けた数 ÷ トレードの回数 ) ☓ 100
連勝率=勝率^連勝数 (勝率を連勝数 乗 すると求められる)
連敗率=敗率^連敗数 (敗率を連敗数 乗 すると求められる)

適切なルールを決めて、それを守る

そこで、2%ルールというものを、まずはお勧めします。
1回のトレードの許容損失を資産の2%におさえるというルールです。
たとえば、10万円だったら2,000円です。
そうすることで、数回のトレードで破滅的な損失を出し、市場から退場させられること
を防ぐことができます。
前述したように、一度に資産の20%なら25%、50%負けてしまうと、元に戻すだけ
で200%の利益率が必要です!!
大きな損をしなければ取り戻すチャンスはいくらでもあります。
大切なのは儲けるという前に「いかに損をしない」かです。
トレードでは、いかに「平均損失を小さくする」かが重要になってきます。
とにかく資金管理を徹底することです。
ただ、メンタルもカテゴリ記事でも書きましたが、2%ルールとはいっても、
その金額がドキドキしてトレードに影響しようならもっと下げるべきです。
ルールが守れないのは論外ですから、このルールが守れる環境をまず作って下さい。

補足
資金管理について、いろいろ書きましたが、
 中級者、上級者の方では、いくつかのトレード手法を持っている方が多いです。
トレード手法によって勝率とリスクリワードが違うので、
トレード手法別に、当然リスクのとり方は違ってきます。
初心者の方は、まず、一つの勝てるトレード手法を身に着けることです、
そうすれば資金管理はおのずと決まってきます。

初心者、初級者の方へ、まだ間に合います!

今ならまだ間に合います。 大きな損失を出さないために意識すべきこと
何度も繰り返しますが、トレード経験の少ない方 初心者、初級者の方は下の2つをまず、必ず 意識して下さい。
どんな優秀な人であっても為替の相場では あっさりと弾かれて鉄槌を受けます。
なぜなら、トレードで勝つためには、 トレーニングと経験が必要だからです。
小さいころからトレードのトレーニング を受けた人が、もし、いればそうならないかも しれませんが、それは皆無と思います。
ですので、まず1つ目
トレードは必ず負けトレードから始まる

そして2つ目
投資の改金は本当になくなる可能性がある資金であり、 トレードで勝てるスキルがなければそれは現実となる
これはトレードはじめた時期の多くのトレーダーに言えることですが、 例えば、トレード用の口座にある資金、銀行の普通口座に 貯金しているお金、どちらも同じ金額であってもそれが現金 として同じに思っていない、又は、感じていない。
ですから、 退職金を投資でなくしてしまった。 といったことが起きるのだと思います。

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