個人投資家を狙うFX業者とヘッジファンド

個人投資家を狙うFX業者とヘッジファンド
   [ 個人投資家を狙う2つのストップ狩り ]
ヘッジファンドが行う”ストップ狩り”とは
FX市場では、大きな方向性は大口プレーヤー(商業銀行、中央銀行、機関投資家、巨
大ファンドなど)が決めています。
通貨相場を大きく動かすために必要な資金は、平均的な個人トレーダーがどれほど大き
く仕掛けても到底追いつかない投資金額です。
ヘッジファンドの規模の大きなものに成ると、自ら流れを作り出し、個人投資家の資産
をカモにするような手法をとることがあります。それが次にご紹介するヘッジファンド
が行う”ストップ狩り”と言われる手法です。

たとえば、仮にドル/円が100円と105円の間を行ったり来たりするボックス相場だっ
たとします。ここで今、ドル/円が105円付近から段々下がってきて、100.50円ぐらい
になったとします。
この時、102円、あるいは101円でドル/円を買っているトレーダーは、
100円を割れたら、ボックス相場が終わって、大きく下落する可能性が出てくるから、
100円とか、あるいはもう少し下の99.90円、99.80円あたりにストップロスの売り注
文を入れておくことになります。
ヘッジファンドはそこを狙うのです。
彼らは大量の売り注文を市場に出し、強引に相場を下げようとする。狙いは100円~
99.80円あたりに入っているストップロス注文です。
大量の売り注文によってレートがみるみる下がっていき、100円を割れると、大量のス
トップロス注文が引っかかって、さらに下げが加速します。
そうやってパニック的な下げとなっていく中で、最初に売っていたヘッジファンドはそ
れを買い戻して利益を確定させます。
これがヘッジファンドのストップ狩りというものです。
彼らの投資スタイルを少しでも知る事で相場における危険な場面を回避できます。
ヘッジファンドは市場でこのような仕掛けを行う存在なのだと覚えておいて下さい。

FX業者が行うストップ狩り
当然のことですが、トレーダーには、どこにストップロス注文があるかは解らない。
(想定はできるが)しかし、FX業者側では、顧客の注文は全部丸見えで、顧客のス
トップロス注文も当然見えてます。
実は、そういったストップロス注文がたくさんあるところに相場が近づいてきた時、意
図的にFX業者がちょこっとレートを動かし、そうした注文を狩りに行くようなことが
あります。そんな悪徳業者がけっこういます。
何をいっているか理解できない方が多いと思いますので、順をおって説明します。
顧客の損失 = 業者の利益
ということがポイントです。

FX業者とトレードの仕組みを理解する
FXのトレードにおいて、売りや買いの注文を出すと、多くの方は、為替市場(イン
ターバンク市場)の中で取引が直接的に成立していると思っているようですが、実際は
違います。インターバンク市場とは、金融機関や証券会社、FX業者等の限定された市
場参加者が取引を行う市場です。ですので、個人が直接参加できる市場ではありませ
ん。
ではどうしているかというと、私たちはFX業者を経由して取引しています。
これを、相対取引と言います。
取引はトレーダーとFX会社の間で成立しているわけですから、為替市場のレートがど
うであろうと、FX会社側はどんなレートを提示するかは基本的には自由ということに
なります。まず、これが大原則と覚えておいて下さい。
各FX会社が微妙に異なるレートを提示しているのも確かです。
何社かのチャートや表示レートを並べて見ていると「あれ?、なんでこの会社だけこん
なレートの動きかたするんだ?」ということがあったりします。
トレードの流れとして、1ドルが100円のレートが表示されている時、あくまでFX
業者が提示しているプラットフォーム上のレートです。その時に、買い注文を出した
ら、FX業者が1ドルを100円でドルを売ってくれるといったイメージです。
ただ、これでは直接
顧客の利益=FX業者の損失
顧客の損失=FX業者の利益
となってしまい、顧客が利益を出し続けた場合FX業者は潰れてしまうので、「カバー
取引」を行います。
カバー取引はFX業者が顧客からの注文と同じ注文をインターバンク市場(他のFX業者
や銀行などの金融機関)に出すことです。そうすることで、FX業者の損失はカバー先
と相殺して為替変動に対してのリスクを回避し、FX業者の利益は顧客からの注文時の
スプレッドとカバー先とのスプレッド差が利益となります。
FX業者はカバー先とのスプレッドに利益分を上乗せした額を提示しているという事に
なり、カバー先とのスプレッドを基準に顧客向けのスプレッドを決めいていることにな
ります。しかし、業者間でのスプレッド競争でのスプレッドの縮小競争も激しくそれだ
けで、FX業者が利益をだせるのか、といえば、難しいでしょう。
ではどうしているのか。実際は・・・・・
FX会社は合法的な詐〇会社
昨今、FXとは無関係だったIT企業やメディア会社までもFX取引事業に乗り出している
ことは不自然ささえ感じます。FX業者のビジネスモデルは、それだけ高収益なビジネ
スモデルということです。FX業者の中には注文を顧客同士で相殺したり、どこにも注
文を出さずFX業者が自分の取引としてしまう「のみ行為」と言われる事を行っている
業者が多く存在します。
のみ行為では、トレーダーが負ければ負けるほど儲かる仕組みになっています。
多くの場合、FX業者側は顧客と取引をおこなっても、その注文はどこにも出されませ
ん。FX業界は顧客からの買い注文に対し同量の売り注文で相殺し、実際にカバー先へ
発注するのは相殺しきれない分だけです、これをマリーといいます。
マリーとは、FX業界では現在ほぼ全てのFX業者が行っていると言われている、
リスクヘッジ行為です。(やっていることはノミ屋と似たようなものです)
具体的には、
例えば、「買い注文10」に対し「売り注文8」であれば、インターバンクに出す注文は
あふれた「買い注文2」だけ、という事になります。このとき、8ずつ(合計16)の売
買の手数料(スプレッド)は丸々FX会社の儲けとなります。
なぜそんな事するのか、また、できるのか
もし、顧客側が買いでも売りでも儲けられたら、FX側は、損失が発生して潰れてしま
います。ですが、統計上、FX取引を試みた9割以上の人々がお金を失っているという
事実がります。
つまり、FX業者は市場原理とも言うべき「顧客側が負ける」という統計学的確率論に
基づいて稼いているということです。
ちょっと言い方を変えると、
FX取引において、顧客は自分が儲ける方に賭けますが、FX業者側は、自信を持って
あなたが損をする方に賭けます。
日本では、カジノは違法ですが、FXは合法的な日本のカジノみたいなものでしょう
か。
業者側が統計上9割以上の確率で勝つのですから、美味しいビジネスモデルです。
このように、
国内のFX業者のほとんどが、「顧客の損失=業者の利益」 という構図になっている
ので、中には、意図的に顧客が負けるようにストップ狩りをしたり、スリップページを
起こしたり、約定拒否や業者のプラットフォームが活動しない、大きく儲けた(億単
位)方の口座を言いがかりをつけて凍結する悪徳FX会社も存在します。
また、顧客がアカウントから出金することを認めないとか、数ケ月もの滞納などといっ
た話が本当にあります。
多くのFX業者における最大の問題は、彼らが価格をコントロールしているにもかかわ
らず、顧客が損失を出す時に彼らは儲けるといった納得しがたい利害関係が十分な説明
も無しに成り立っていることです。
「相対取引である以上、FX業者が自由にそしてビジネスとして取引ルールを決め
る。」
実際、ある手法で大きく儲けた場合、そのFX業者が、トレード規約を変えてきたりし
ます。
あるプロトレーダーの話ですが、(私とは、取引している桁数が違いますが・・)
このタイミングで、こう規約を変えてきたか、ということが何度かあったそうです。
実は、FX業者選びは非常に重要なことであることは覚えておいて下さい。
ヘッジファンドもFX業者も個人の資産はマイナスにはならない
ヘッジファンド会社は、投資家との間で取引をし、かなり高い手数料を取ります。
普通は、全資産の1-2%の運用手数料に加え、会社の年間利益の少なくとも2割のイ
ンセンティブ手数料を取ります。
しかし、損失を出した場合には、損失をうめるまでは何も取らないというのが原則で
す。
したがって、ヘッジファンド会社の従業員は基本給を受け取るのみ。また、ヘッジファ
ンドのマネージャ自身は報酬は何もないということにもなりかねないです。
なので、大きな損失を出した場合、その会社は従業員は転職や賢い人は自身のヘッジ
ファンド会社をスタートたりすることがよくあります。最悪、会社が倒産して失業した
としても、会社の負債を個人が背負うことはありません。
FX業者も同様です。
それに対し、個人の投資家は損失がでればそのまま直接、資金が減ります。
はじめにの項目でもかきましたが、これらの理由から、個人トレーダーを応援したいと
思ったのです。

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