精神面から負ける要因を探る
負ける要因は人間だから
プロスペクト理論
プロスペクト理論から人間は本来、トレードで負けるものです。
プロスペクト理論とは、人間がリスクを伴う意思決定の際に価値の感じ方が異なり、利益よりも損失の方を重大に捉えるという認知心理学の理論のひとつです。
プリンストン大のカーネマンという行動ファイナンスの権威が提唱した理論で、この理論により彼はノーベル経済学賞を受賞しました。
彼はこんな実験をしました。
意思決定の際に価値の感じ方が異なるということを証明する有名な例として、2つの質
問に対する態度の違いを挙げた。
質問1:
A:100万円が無条件で手に入る。
B:コインを投げ、表が出たら200万円が手に入るが、裏が出たら何も手に入らない。
Aの期待値 100万円 × 1/1(100%の確率) = 100万円
Bの期待値 200万円 × 1/2( 50%の確率) = 100万円
質問1では、AとB、どちらの選択肢も手に入る金額の期待値は100万円と同額です
が、一般的には、堅実性の高いAを選ぶ人の方が圧倒的に多い。
質問2:200万円の負債を抱えているものとする。
A:無条件で負債が100万円減額され、負債総額が100万円となる。
B:コインを投げ、表が出たら支払いが全額免除されるが、裏が出たら負債総額は変わ
らない。
質問2では、どちらの選択肢も減額される金額の期待値は100万円と同額であるが、
質問1とは違ってギャンブル性の高いBを選択する人が多い。
この結果から、トレードに当てはめると大きく利益を得るチャンスがあるにも関わら
ず、早く利確しないと利益を逃してしまうのではないかと思い、早く利確してしまう人
が多い、損失を出している場合には、損失そのものを回避しようという気持ちが表れ、
損切りが遅れる。
もう少し具体的に言うと、買って少し上昇した。利益は少しだけど下がると怖いので利
益確定させよう。買ってかなり下げた、損は大きい。しかし、損をするのは嫌だし、戻
るかもしれないのでもう少し待とう。といったようなトレードになり易いということで
す。
つまり、トレードに於いて、多くの人は、トレードの理想である損小利大ではなく、
損大利小の行動を、無意識のうちにとってしまうということです。
人間には、トレードで「儲けたい」という欲望があると同時にそれ以上に「損したくな
い」という本能があるという事になります。
利益を得ようとする欲より、損をする事に対しする恐怖が大きいのです。
雪だるま効果
何かの書籍かウエブ上で解説されてたか思い出せませんが、
非常に印象に残った文章があったのでご紹介したいと思います。
その内容の部分がかなり印象に残っています。
なぜなら、私、自信がそれを体感したからです。
以下のようにかかれていました
神経経済学の研究者の調査によれば、トレーダーがトレードしようとしているときの
脳のスキャン画像は麻薬依存症患者が大麻を吸うときの脳のスキャン画像と同じだそうです。そして、その研究でトレーダーと麻薬依存症患者に共通する現象が見つけ出された。
それは、振る舞いの結果がどうなろうと続けたいと思う願望が強くなる現象で、雪だるま効果と言われている現象です。悲しいことに、損失を被ったトレーダーはリスクを減らすことよりも、もっとリスクを取りたいと思ってしまう。その結果、口座は破産する。
私は、トレードを始めたばかりの時に、このような状態になったことがあります。
トレードでかなりの連敗のあと、その負けを取り返そうとエントリー資金を増やした
が、やはり勝てず大きく負け。自分では、もうやめたほうが良いと解っているのにやけ
になって無謀なトレードを続けて、そのあげくに、退場したことが・・・・。
これを、読んで頂いている方にも同じような経験をされた方がいらっしゃるのではな
いでしょうか。特に、やってはいけない時に、トレードをした場合、
例えば、非常に疲れている時、何か大きな不安を抱えていて精神的に安定していない
とか、お酒を飲んで酔っている時などは、そういった状態に陥りやすいと思います。
もし、トレードをしていて、そんな状態になりかけたら、このレポートを思いだして下
さい。最近トレードを始められた方などは特に気をつけて下さい。
このプロスペクト理論や雪だるま効果が、頭に予備知識として入っているのと入ってい
ないのでは雲泥の差です。
トレードで勝つ為には、こういった知識も大切です。
敗因の要因を歴史から学ぶ
「今でしょ」の林修(おさむ)先生が言ってましたが、歴史から学んだ負けの本質的な部分、
三つの要因を上げけてます。
一つは情報不足、2つ目は思い込み、まさにそうですねFXのとおりもまさにそれですね今情報量もありますし思い込みですね上へ行くだろうという思い込みですね。
慢心ですね23回買ってですねできる俺ができるんだっていうのに勘違いですねこれ
私もよくやりますがその勘違いそうですね。この部分を徹底的に直すような訓練とかをしていかないと勝てるようにはなりません
「今でしょ」の林修(おさむ)が言っていたんですが、戦いの歴史の本を読んで、何が原因で負けるのかを考えたときに、負ける要因が3つある。
情報不足
一つ目が「情報量」、データ不足ですね。
思い込み
二つ目が「思い込み」ですね。
これよくやりますね。トレードでは、上だろうと思い込んで、相場の状況が変わってもずっとそのまま上にいくだろうと勝手に思い込むパターンですね。
慢心
三つ目が「慢心」ですね。
これもよくやりますね、連続で2、3回、予測どうりになって、勝ったときなどは、必ずといって負けてました。必ずといつて負けていた記憶がありますね。
それも、調子に乗って、ロット上げた途端に負けるというパターンがかなりありました。
今これを聞いていただいてる方はそういう体験をされた人も結構いるんじゃないかと思います。